私には中学生の娘と小学生の息子がいます。
二人ともサッカーをやっています。
日頃、勉強も頑張れ!サッカーも頑張れ!
と良く言っていました。
特に試合の当日は
気持ちで負けるな!強い気持ちで臨め!
など偉そうに。
ある日、練習帰りの息子に今日の練習はどうだった?
と聞いたときのことです。
息子はお父さん、それは今日の会社はどうたった?
って聞くようなものだよ、と。
そのとき、はっと!しました。
息子の大人な返しにそんなことを聞いた
自分が恥ずかしくなりました。
子供の世界だって楽しいことばかりではありません。
辛いことだってたくさんあります。
親には心配を掛けたくないと言わないこともあります。
楽しいことがあれば自分から話します。
そっと見守って寄り添ってあげることも必要です。
外でも家でもくつろげる場所がなかったら・・・。
大人も子供も一緒ですね。
そのことに気づいてから、
子供に頑張れ!とむやみに言えなくなりました。
頑張らなくてはならないのは
子供より私だからです。
自分が辛いことを乗り越えた経験を
伝えることは必要だと思う。
でも事情も知らず、
ただ頑張れ!では何の助けにもなりません。
それからは強く育てようという気持ちより
寄り添える家族でいたいと思うようになった。
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昨日、きれな月と星に出会いました。
下ばかり向いてないで上を向いて生きたい。
星、見えますか。