6等星のような輝きを

人生後期を自分らしく清々しく生きること。四季のある人生を。

[50代]子供に頑張れ!と言える自分ですか

私には中学生の娘と小学生の息子がいます。
二人ともサッカーをやっています。

日頃、勉強も頑張れ!サッカーも頑張れ!
と良く言っていました。

特に試合の当日は
気持ちで負けるな!強い気持ちで臨め!
など偉そうに。

ある日、練習帰りの息子に今日の練習はどうだった?
と聞いたときのことです。

息子はお父さん、それは今日の会社はどうたった?
って聞くようなものだよ、と。

そのとき、はっと!しました。

息子の大人な返しにそんなことを聞いた
自分が恥ずかしくなりました。

子供の世界だって楽しいことばかりではありません。
辛いことだってたくさんあります。
親には心配を掛けたくないと言わないこともあります。

楽しいことがあれば自分から話します。
そっと見守って寄り添ってあげることも必要です。
外でも家でもくつろげる場所がなかったら・・・。

大人も子供も一緒ですね。

そのことに気づいてから、
子供に頑張れ!とむやみに言えなくなりました。

頑張らなくてはならないのは
子供より私だからです。

自分が辛いことを乗り越えた経験を
伝えることは必要だと思う。

でも事情も知らず、
ただ頑張れ!では何の助けにもなりません。

それからは強く育てようという気持ちより
寄り添える家族でいたいと思うようになった。

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昨日、きれな月と星に出会いました。
下ばかり向いてないで上を向いて生きたい。
星、見えますか。