6等星のような輝きを

人生後期を自分らしく清々しく生きること。四季のある人生を。

[50代]失敗した人を見て、挑戦しなかった自分を正当化していた

何て情けない男なのだろう。
自分のことながら呆れてしまう。

何かに挑戦して失敗した人を見ては
挑戦しなかった自分を正当化していた。

挑戦しなかった私の方が賢いと。
挑戦したってどうせ失敗するんだと。
だったら挑戦するだけ無駄なことだと。

成功する人がいると特別な人だと
運がいい人だと妬んだ。

その人がどれだけ勇気を出して挑戦したか
どれだけ努力をしたかなど考えもしなかった。

完全に敗者のメンタリティだ。
なぜ、そうなんだろう?

挑戦した人は失敗しても何かを掴んだり、
その経験から次は成功するかもしれない。
いつか失敗を超える成功を掴むだろう。

諦めない人は強い。
成功するまで諦めない人に失敗はない。

でもそんな考え方は理想論だと思った。
そんな考え方をしてしまう理由を
自分なりに考えてみた。

きっと自分は何に対しても自信がないからだと思う。
だから挑戦したってきっと失敗すると思ってしまう。
そんな気持ちだと本当に失敗する。
だから私は実際に失敗したのだろう。

勝者のメンタリティという言葉を知った。
勝者は自分が負けるなどとは全く考えない。
勝つ自分しかイメージしていない。
だから実際に勝つ。

私とは真逆の考えだ。
私もそんな考え方をしてみたい。

俺は成功して当たり前だ。
俺が勝つに決まっている。

そんな気持ちで何にでも挑戦してみたい。
それで失敗したり負けたのなら
それは仕方がないこと。

ただやる前から負けているような
考え方はもう終わりにしたい。

さらにどうせ失敗するから、どうせ負けるから
と挑戦すらしないなど最悪だ。

自分の子供がこんなことを言っていたら、
失敗したっていいからどんどん挑戦してみろ!
と説教をすることだろう。

それをまず自分が実践しなくては。
かっこいいオヤジにはなれない。

これからでも遅くないのなら
これからは何事に対してネガティブなことは考えず
成功すること勝つことだけ考えて行動する。

50歳から自分の考えや性格を変えられるだろうか。
三つ子の魂百までという。

それでも一度の人生
このまま負け試合で終わりたくない。
9回裏の大逆転劇で面白いドラマにしたい。

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久しぶりに渋谷に来たら明治通り側が
別の街になっていた。宮下公園がオシャレな
ショッピングモールのようになっていた。
変わりゆく街、変われない私。