6等星のような輝きを

人生後期を自分らしく清々しく生きること。四季のある人生を。

[50代]未だに 僕は僕になれない

誰の言うことも素直に聞けない
ってときありませんか?

思春期のころなら特に
親や学校の先生の言葉など
絶対に聞く気にならなかった。

そんなこと分かっているよ。
それがどうした。
だから何だよ。

いつもそんな風に思っていたし、
言われたことにわざと反発した。

親や先生の言葉を素直に聞けていたら
自分の人生も少しは変わっていたのかも
と今は思ったりもする。

でも思春期のときは全く思わなかった。
ただただうるさいとしか感じなかった。

そんな誰の言葉も素直に聞けなかった頃でも
不思議と好きなアーティストの歌詞は
心に響いた。妙に説得力があった。

「木枯らしは木枯らしで、
 アリはアリで、ネコはネコ、
 けどぼくは、いまだに、ぼくになれない」
 by aobozu

この歌詞が好きで良く口ずさんでいる。
自分は何者なんだろう、
なんて考えるのは人間くらいか。

でも他人から見た自分、自分の中の自分。
どちらが本当の自分、どちらも違う自分。
などと考え出すと嫌になる。

私も未だに僕になれずに人生を彷徨っている。
アリやネコの方がずっと幸せなのか。

何かに無心に打ち込み、何かを成し遂げる
ような生き方をしたい。

迷いよ消えろ。

----------

広いグラウンドで一つのボールを
追いかけている姿っていい。