6等星のような輝きを

人生後期を自分らしく清々しく生きること。四季のある人生を。

[50代]子供に親の夢を背負わせるのか

私は何をやっても続かない。
スポーツも学生時代にずっと続けていたものがない。
サッカーをしたり、卓球をしたり、テニスをしたり。

何か一つのものを極めた人を見ると
いつもすごい劣等感だった。
自分には人に負けないものがない。

それは今も続いている。

だから子供には何か人に負けないものを。
子供の頃からずっと続けているものを。
そんなものを何か見つけてほしかった。

嬉しいことに中学生の娘も小学生の息子も
サッカーをしている。

サッカーは親子の共通の話題だ。
だから一緒に公園で練習したりしてきた。
試合のときは子供以上にハラハラどきどきした。

つい上に上にとより高いレベルを求めてしまう。
もっと強いチームで活躍できるんじゃないか。
サッカーの才能があるんじゃないか。

試合の後はあそこで何であんなプレーしたんだ
とコーチ・監督ばりに説教していた。
もちろん良かれと思ってのこと。
もっと上手くなってほしかった。

あるサッカー本にドキッとする内容があった。
それは中途半端にサッカーをやってきた親が
一番面倒だという内容だった。

正に私のことだった・・・。

中途半端にサッカーを止めた
自分の夢を子供に背負わせているだけだった。
子供にはいい迷惑だ。
やっと気づけた。

サッカーを通じて強い肉体と精神を
鍛えてくれたらそれでいい。
チームで何かを成し遂げることは
社会に出てからも役に立つ。

会社と同じだ。
いい経験になる。

楽しく一生付き合えるスポーツを
見つけてくれたならそれでいい。

親子で同じスポーツが好き、
それでいい。

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今朝の空。少し雲が晴れたかな。
今日の仕事もそうあってほしい。